来年の大河ドラマの主人公は小栗上野介忠順。
再来年の大河ドラマの主人公はジョン万次郎。
大河ドラマのメイン舞台が北海道であった作品は今までにありません。
もしも北海道を舞台にする大河ドラマを制作するとしたら、主人公は誰でしょうか。
真っ先に浮かぶのが榎本武揚です。
目次
榎本武揚、箱館戦争を経ての人生
榎本武揚は伊能忠敬の弟子であった幕臣榎本武規(箱田良助)の次男として天保7年8月25日に生まれました。
西暦ですと1836年10月5日。
190年前の今日です。
榎本は戊辰戦争では旧幕府軍を率いて蝦夷地(北海道)を占領、蝦夷共和国の総裁となります。
箱館戦争で敗北し降伏後2年半投獄されますが、敵将黒田清隆の尽力により助命され、釈放後明治政府に仕えました。
開拓使として北海道に出向くわけです。
榎本の生涯は波乱万丈のダイナミックですから、ドラマは舞台をあちこちに移動させることになりますが、物語のクライマックス、後半から終盤にかけては北海道箱館になるでしょう。

土方歳三との絆、敗戦直前に榎本が大切にしていた戦術・国際法の洋書を「燃やすのは国の損失」として敵将の黒田清隆に贈ったエピソードや投獄からの特赦まではよいとして。
明治以降の榎本武揚
榎本武揚は明治政府へ出仕し、そして特命全権公使としての樺太・千島交換条約の締結、外務大臣などの歴任など、終盤の人生は、ドラマにするなら視聴者に共感を生むために描き方に工夫が必要かもしれません。
新政府に降伏して、チャッカリその高官に納まり大臣にまでなる。
最後が政治家ってのが、印象悪くなるか?
箱館戦争で散っていった土方歳三と対比した場合、榎本武揚の明治以降の総理大臣一歩手前までの出世劇に反感を覚える視聴者もいるのではないかと懸念します。
北海道を大河ドラマにするなら
オランダ留学経験のある榎本武揚ですから、海外ロケや船の上でのシーンも多くなり、また明治新政府の礼服にはお金がかかります。
そうなると予算はどうなるでしょうね💦
他に完全に北海道を舞台にする大河ドラマであれば、シャクシャインを主人公にするとか?
シャクシャインって、誰も知らないべ。興味ないべ。
じゃあ、前半は北海道がメインではありませんが、後半を北海道八雲でロケってことで、徳川慶勝はどうでしょうかね。
徳川慶勝は御三家筆頭でありながら、徳川を裏切って(?)明治新政府軍についた苦渋の決断をしています。
「長男(慶勝)が官軍のトップ、弟たち(松平容保ら)が逆賊(幕府側)のトップ」という背景がドラマになりそうです。
徳川慶勝は松平容保など弟たちの助命嘆願をしたりと印象はいいでしょうけど、北海道に関わったのは晩年の数年だけなので、北海道を舞台にした大河ドラマにはならないような…
2004年大河ドラマ『新選組!』で榎本武揚を演じたのは草彅剛さん。
その続編である2006年正月時代劇の『新選組!! 土方歳三 最期の一日』で榎本武揚を演じたのは片岡愛之助さんです。
片岡愛之助さんの榎本武揚、よかったなぁ。
徳川慶勝も『八重の桜』(2013年)や 『西郷どん』(2018年)など大河ドラマに登場していますよ。


