暮らしと勉強、猫と一緒に~Bettyのブログ

実家の母を介護するために北海道から引っ越してきました。その介護も終わり、片づけと大学通信教育部の勉強と猫と。そんな雑記ブログです。当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。

今日は何の日

欧米列強国との不平等条約、日本も中国も

嘉永6(1853)年に日本に黒船が来航しました。 ■年代を覚えよう■ いや(18)でござ(53)んす、黒船来航。1853年ペルー来航。 アメリカの圧力で、徳川幕府は開国へと舵をきり、欧米列強との間で相次いで不平等条約の締結を余儀なくされました。 …

冷凍食品の需要と歴史

コロナ禍、自宅で食事をすることが多くなり、そんな時に重宝する冷凍食品を企業は強化しているそうです。 去年の冷凍食品の売上はコロナ禍前の2019年より約10%伸び、今年も増加傾向です。 コロナの状況はまだ続くと見られ、猛暑もあり火を使いたくな…

幸田露伴という作家

コロナ禍になって、早2年半。 親族の家ならともかく、友人の家を訪れる機会はめっきり減ったのではないでしょうか。 コロナ禍ではないけれど、訪問客が煩わしくなったのか、新聞に「急用以外は来ないでください」と広告を掲載したのは幸田露伴です。 目次 …

古代日本のプランナー、藤原不比等

藤原不比等ふじわらのふひとは藤原鎌足の二男です。 藤原鎌足といえば「大化の改新」のヒーローです。 www.betty0918.biz 目次 大化の改新 古代日本のプランナー、藤原不比等 持統天皇から優遇 『日本書紀』のからくり 不比等の妻 不比等の孫、不比等の死、…

源頼朝の弟、阿野全成

鎌倉幕府初代将軍源頼朝。 源頼朝のお父さん義朝には、少なくとも9人もの男子がいたことが知られています。 www.betty0918.biz www.betty0918.biz しかし兄弟のうち、頼朝の死後まで生き残ったのは阿野全成(あのぜんじょう)、ただ1人でした。 昨日のNHK…

ミニマリストの鴨長明の著書『方丈記』は災害記録?

100分de名著『方丈記』を視聴しました。 鴨長明(かものちょうめい)が『方丈記』を記したのは建暦2年(1212年)。810年前です。 そんな昔に書かれた随筆が、実は今でも共感できる内容が盛りだくさんなのです。 画像はすべてイメージです。 目次 …

2022、土用の丑の日

今日は土用の丑の日です。 かって江戸期のある時期、「丑の日をうなぎの日」にした商魂逞しい侍が、かの平賀源内であることは有名な話です。 私は知らんかったけどw 夏の時期には脂ののったうなぎを食することが暑い夏対策として理にかなった食習慣といわれ…

鎌倉幕府2代将軍源頼家

鶴岡八幡宮の参道若宮大路は、養和(1182)年、源頼朝が妻政子の安産祈願のために造営を始めたのだと伝えられています。 そうして誕生したのが源頼家です。 現在の若宮大路 このブログでは、ドラマのネタバレではありませんが、史実としてのネタバレが含…

鉄砲伝来、中尾城の戦いの始まり

イメージとして、鉄砲を最初に戦場で使用したのは織田信長であると思っている方は多いのではないでしょうか。 織田信長が足利義昭を追放したのが、元亀4(1573)年7月。 しかし、信長より20年早く将軍を追放したのが三好長慶であり、天正3(1575年)…

徳川家達(いえさと)の旧別邸

私は古民家も好きですが、明治~昭和戦前の立派な洋館も好きです。 自分に縁のない高貴な暮らしぶりを垣間見るのが好きなんです。 目次 徳川家達の旧別邸 逗子市の「郷土資料館」として 蘆花記念公園 徳川家達とは 家達の功績 徳川慶喜との関係 徳川家達の旧…

源頼家の妻

7月3日㈰のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、源頼家の妻つつじが、チラリと映っていました。 演じるは北香那さんです。 このブログでは、ドラマのネタバレではありませんが、史実としてのネタバレが含まれることがございます。 ご了承くださいませ。 …

いいね、旅館の朝ごはん

独りで楽しむ「おウチ〇〇」という企画(?)が好きです。 その中でも「旅館の朝ごはん」がお手軽なので、何度もやってます(*^-^*) www.betty0918.biz www.betty0918.biz 「旅館の朝ごはん」は納豆と味付け海苔と味噌汁さえあれば、それっぽく見える(笑) 「…

三浦胤義は承久の乱で上皇側だった

本日7月6日㈬より9月4日㈰まで、横須賀美術館にて「運慶 鎌倉幕府と三浦一族」をやっています。 運慶は、鎌倉幕府と密接に結びつき、三浦一族の造仏にも関与しています。 NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は北条義時が主人公ですが、私は北条以外の坂東…

畠山重忠が創建した東光禅寺

畠山重忠は平安時代末期から鎌倉時代初期の武将です。 鎌倉幕府の有力御家人。 大河ドラマ『鎌倉殿の13人』ではイケメン俳優中川大志さんが、『草燃える』ではウルトラセブンこと森次晃嗣さんが演じていらっしゃいました。 www.betty0918.biz 私は、大河ド…

大河ドラマ『花神』の大村益次郎

1977年大河ドラマ『花神』をご存じの方はいらっしゃるでしょうか。 「花神」とは中国の古語で「花さか爺さん」の意味です。 大河ドラマ『花神』は大村益次郎が主人公ですが、吉田松陰や高杉晋作など、時代を疾走した青年が咲かせ、散らした花吹雪の中で…

源義経の妻

満福寺 源義経の妻をご存じでしょうか。 静御前じゃないですよ。 静御前は妾です。 源義経の妻は、郷御前(さとごぜん)。(本名は不詳。伝承で郷御前と呼ばれています。) 川越重頼(比企能員の親戚)の娘です。 NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では三浦透…

安達盛長の嫡男弥九郎

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』 私が坂東武者で好きな武将は、畠山重忠。 www.betty0918.biz そしてもう1人は安達盛長…ではなく。 私が好きな坂東武者は、安達盛長の息子、安達景盛です。 私は、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のこの先のネタバレは存じ上…

福田雄一監督『新解釈・三国志』ネタバレなし

私は通信制大学史学科の学生です。 2018年の秋に3年生に編入したのですが、あれから4年近く。 卒業のメドがたっておりません。 早ければ2020年の秋に卒業できたはずなのに(´;ω;`) 目次 東洋史 史実の三国志 小説で描かれた劉備の魅力 映画『新解…

戦国交渉人貴族、近衞前久

朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で、感じ悪い男だけど憎めない五十嵐役が素敵だった本郷奏多さん。 もともと好きな役者さんでしたが、大河ドラマ『麒麟がくる』で彼が演じたは近衞前久(このえさきひさ)はとても好きでした。 戦国時代の貴族のトップ近衞前…

浪費家で努力家の医師、野口英世

福島の貧しい農家に生まれた野口英世。 大学を出ていなくても21歳で医師免許がとれた時代。 伝染病研究所を経て、アメリカへ飛び、毒ヘビの研究を行いアメリカ医学界で認められました。その後東京大学の博士の学位を与えられます。 ご存じ千円札の顔です。…

「承久の乱」後鳥羽上皇の失敗

2024年NHK大河ドラマは『光る君へ』に決まりました。脚本は大石静氏。 主人公は「源氏物語」の作者として知られる紫式部。演じるのは吉高由里子さんです。 女性が主人公となるのは、『おんな城主 直虎』以来7年ぶりです。 『鎌倉殿の13人』は、鎌倉幕…

『新選組‼ 土方歳三 最期の一日』

近藤勇を主人公として描き、熱烈なファンを獲得した2004年大河ドラマ『新選組!』 近藤勇の死で終わった大河ドラマのいわば「続編」として、その盟友である土方歳三にとっての新政府軍との戦いの結末を、三谷幸喜氏がオリジナルで描いたのが『新鮮組‼ 土…

ゴミ屋敷に住んでいた葛飾北斎

葛飾北斎は、『冨獄三十六景』『北斎漫画』で知られる日本だけでなく世界でも人気のある浮世絵師です。 冨獄三十六景 北斎は90歳という長寿で亡くなる直前「あと5年長く生きられたら、絶対おれは本物の絵師になれるのに…」と悔しがりました。 北斎が亡く…

台湾を築いた八田與一

八田與一は日本統治期の1920年代から30年代にかけて、台湾中南部に大規模な灌漑施設「嘉南大圳(かなんたいしゅう)」を建設した台湾総監府の日本人技術者です。 近年になって「八田與一の物語」が語られるようになってきました。 目次 八田與一の経歴…

無骨者、豪快勇猛な和田義盛

大河ドラマ『鎌倉殿の13人』では、なんか憎めないキャラの和田義盛。 鎌倉殿の13人の1人である和田義盛は、侍所の初代別当(長官)です。 代々鎌倉殿に近侍した重臣です。 私は大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のネタバレ存じ上げませんが、このブログには…

美少年?源義経

満福寺 鎌倉時代前期の武将、源義経は幼名牛若丸、のちに九郎判官と称しました。 義経の父は源義朝、母は常盤。 源頼朝は異母兄です。 目次 義経の活躍 梶原景時との不和? 腰越状 義経の最期とその後 本当は美少年ではなかった? 義経の活躍 兄頼朝の挙兵に…

家康に影響を与えた三浦按針(=ウィリアム・アダムス)

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』面白いですね。 先週は、佐藤浩市さん演じる上総広常の最期に号泣いたしました。 「#頼朝嫌い」がトレンド入りされたそうです(笑) 今日のブログは先日に続いて、来年大河ドラマ『どうする家康』のちょっと予習です。 目次 …

徳川家康が夢見た日本の外交

NHK大河ドラマ、来年は『どうする家康』です。 メインキャストが次々と発表になりました。 主人公、徳川家康はあまりにも有名ですが、その人物についてNHKBS『英雄たちの選択』2021年10月31日の放送を先日再放送していましたので、まとめさせていた…

中国の古い習慣、寒食節とは?

その昔、中国では冬至から105日めの日を「寒食節」といいました。 2021年の冬至は12月22日でしたから、105日めは今日です。 『夷堅志』の中の逸話に『呂使君宅』という話があります。 この中に寒食節という言葉が出てきますので、この頃は寒食…

武田信玄の先祖、武田信義~『鎌倉殿の13人』

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』 いろいろな武将が出てきますが、「武田」という馴染みの名前がでてきました。 ん? 武田って、武田信玄の? はい、その武田ですよ。 目次~武田信義~ 甲斐武田氏 源頼朝とは親戚 敵か味方か 最期 甲斐武田氏 武田信義って…